日本基督教団 白銀教会


 2.聖書研究祈祷会における御言葉の学びと祈りの交わり

 祭司としての「執り成しの祈り」は、毎週水曜日の午前と午後に行われている祈祷会に具体的になされています。これは日曜日の礼拝と共に大切な集会です。最初に旧約聖書の御言葉を共に学びます。今は出エジプト記と詩編の御言葉を共に学んでいます。旧約聖書を通し、神の民として歩んできたイスラエルの信仰を学ぶことによって共同体としての豊かな信仰が養われています。
 聖書研究祈祷会では、その日の聖書研究で学んだ御言葉や、その週の日曜日の礼拝で聞いた御言葉の説教について一人一人が感想を述べ合い、信仰の証をし、互いの言葉に耳を傾けます。そうすることによって、聖書の御言葉が互いの心の中で豊かに響き合うのです。キリストは兄弟姉妹の口を通して私たちに御言葉を語られます。そのような交わりの中でこそ、聖書の御言葉は本当に生きたものとなるのです。
 最後に兄弟姉妹が御言葉と聖霊に満たされて祈りを合わせます。そこに集うことのできない人たちのことを覚えて「執り成しの祈り」が捧げられます。病気の人、高齢で礼拝に来る事ができない人、悩みの中にある人、特別な課題を抱えている人のことを覚え、また地域の諸教会や関係施設、他教会のため、社会のため、国家のため、世界平和のためにも祈りを合わせます。

主日礼拝を中心とした信仰生活 信徒同士の豊かな交わり 伝道意欲の盛んな信徒たち

キリスト教幼稚園 学校・施設の働き