日本基督教団 白銀教会


 1.主日礼拝を中心とした信仰生活

 100年に亘る歴史の中で白銀教会においては、主イエス・キリストの選びと召しをはっきりと自覚し、その召しに主体的に応える信徒たちが育てられてきました。何よりも日曜日の主日礼拝を信仰生活の中心に据え、そこにおいて語られる神の御言葉を通して、一人一人が主体的に主の召しを聞き取り、それに応え、自立した信仰を養われ、積極的に神と教会と社会に仕え、奉仕する信徒たちが養い育てられてきました。
 しかし、私たちは自分の救いのためだけに礼拝に集っているわけではありません。私たちは「祭司」として召し出されていると信じています。プロテスタントの重要な信仰の中に「全信徒祭司制」(万人祭司)という信仰があります。これは牧師だけではなく、信徒一人一人が「祭司」として召されているという信仰です。祭司は神と人とを執り成すために立てられている人です。真の大祭司であられるイエス・キリストを通して、神と和解させられた私たちが今度は祭司として、和解の務めを委ねられるのです(Uコリント5:19)。
 具体的には、教会の礼拝に来ることのできない人々のために「執り成しの祈り」を捧げることが祭司の最も重要な務めです。私たちは地域や社会から孤立して礼拝を捧げているのではなく、むしろ、教会に来ることのできない人々を代表し、その代理として神に礼拝を捧げていると理解しています。

聖書研究祈祷会における御言葉の学びと祈りの交わり 信徒同士の豊かな交わり 伝道意欲の盛んな信徒たち

キリスト教幼稚園 学校・施設の働き