+白銀教会の礼拝式次第

 -白銀教会の礼拝の進行順序とその意味を解説します-

 第三部 神の言葉
 + 聖 餐 式


 聖餐はもう一つの聖礼典です。聖餐は説教と共に礼拝の中心をなしており、最も大切な部分です。聖餐は洗礼を受け、キリストの体の肢とされた者だけが与ることができる聖なる食卓です。聖餐式においては「パン」と「ぶどう酒(白銀教会ではぶどうジュース)」が用いられます。「パン」は私たちの罪のために十字架上で割かれ、永遠の命に復活なされたキリストの肉を表し、ぶどう酒は十字架上で私たちの罪のために流された血、新しい契約の血を表しています。聖餐のパンとぶどう酒を受け、そこに聖霊が働く時、今は天におられる教会の頭であるキリストと、地上にあるキリストの体である教会とが一つに結ばれるのです。またわたしたちはキリストの体において、他の兄弟姉妹たちとも一つに結ばれます。聖餐においてこそ、キリストの体である教会は一つとなるのです。それはすでに天に召された信仰の先達についても言えることです。私たちは聖餐を通して、キリストの肉と血に与ることによって、天上の教会とも一つに結ばれるのです。




















日本キリスト教団 白銀教会

©The United Church of Christ in Japan Shirogane Church
All Rights Reserved.