+白銀教会の礼拝式次第

 -白銀教会の礼拝の進行順序とその意味を解説します-

 第五部 祝福と派遣
 + 後 奏

 祝祷それ自体に神が私たちをキリストの恵みの使者として、この世へと派遣するという意味合いがありますが、後奏は私たちをこの世へと送り出す勝利の行進曲です。私たちはキリストの勝利の行進に合わせ、この世へと派遣されて行くのです。礼拝は後奏をもって終わります。説教を聞き、献金を済ませたら、後は時間がないから退席するというのは誤った考え方です。後奏が終わるまで、席から立ち上がらないようにして下さい。

○まとめ
 神に礼拝を捧げるために私たち人間は造られました。それはこの地上の人生だけに限られたことではありません。イエス・キリストが再びこの地上に来られる時、すべてのものが神の御前に跪き、永遠に神を礼拝する時が来ます。「それゆえ、彼らは神の玉座の前にいて、昼も夜もその神殿で神に仕える」(黙示録7:15)。教会の礼拝は、終わり日に神の御前で永遠に献げられる礼拝の先取りです。教会の礼拝においては、終わりの日に神の御前において永遠に存続することがすでに起こっているのです。そして、終わりの日に私たちは神の国の祝宴において、神と共に祝いの食卓に着くことが許されるのです。聖餐は神の国における祝いの食卓の先取りです。終わりの日には、もはや罪と死は完全に滅ぼされます。その時、神の御前に決して途絶えることのない讃美と感謝と祈りが献げられるのです。

















日本キリスト教団 白銀教会

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